こんにちは!
もうすぐ待ちに待ったクリスマスがやって来ますね!皆さんは今年のクリスマス、どう過ごされますか
今日はそんなクリスマスについてご紹介したいと思います。
クリスマスの始まり
クリスマスは「イエス・キリスト」の誕生を祝う日とされています。キリスト教や聖書には12月25日が誕生日と明確な記述がなく、そのため誕生日ではなく誕生を祝う日とされています。また、クリスマス「Christmas/Xmas」の語源は「Christ(キリスト)のMass(ミサ・典礼)」が由来となっていて、キリストの降誕祭に当たります。Xmasと表記されるようになったのは、ギリシャ語でキリストをΧΡΙΣΤΟΣ(クリストス)と表記し、その頭文字のXを取ったことからXmasと表記されるようになったと言われています。しかし現在ではXmasと表記するのはふさわしくないとされ、使用されなくなりました。
クリスマスの伝統と込められた意味
クリスマスと言えば、クリスマスツリーやリース、サンタクロース、食事など様々なイメージがあると思います。それぞれの意味や由来について見ていきましょう!
・クリスマスツリー
ツリーによく使われるもみの木などの常緑樹は、古くから「永遠の象徴」とされていました。古代ゲルマン民族が寒さに強い樫の木を永遠の象徴として崇拝していたのを、キリスト教の宣教師が彼らを改宗させようと樫の木を切り倒したところ、すぐ側からもみの木が生えてきました。そこからもみの木をクリスマスツリーとして使用するようになったと言われています。
・クリスマスリース
リースもツリー同様に常緑樹(主にヒイラギ)が使用されています。ヒイラギには魔除けの意味が込められているほか、輪になって途切れることがない形状から永遠を願う意味もあります。
・クリスマスカラー
クリスマスの色と言えば赤・緑・白の3色が一般的です。これは、クリスマスを象徴する「ポインセチア」が関係していて花びら(赤)、葉(緑)、樹液(白)で構成されていることからこの3色がクリスマスカラーとして広がりました。
特に赤色は「寛大」「愛」「キリストの流した血」などを象徴し、キリスト教にとっても宗教的にも重要な意味を持つ色となっています。
・世界各地で異なるクリスマスのお菓子
日本ではケーキが定番のクリスマスですが、世界ではどんなお菓子が食べられているのでしょうか?
フランスではブッシュドノエル、ドイツではシュトーレン、イギリスではプディングなど各地で様々なお菓子が食べられています。皆さんも世界のクリスマス文化を取り入れて一味違うクリスマスを味わってみてはいかがでしょうか?
そして、本日は冬至です!冬至は一年のうちで太陽が出ている時間が最も短く、夜が長い日のことで、立春・夏至・秋分と同様に太陽の動きをもとに1年を24等分してつくられた二十四節季のひとつです。よく知られているのがゆず湯。ゆずは長寿が長い木です。それにあやかって、ゆず湯で無病息災を願ったことが始まりとされています。冬至とクリスマスはつながりがあり、ヨーロッパでは冬至の祭(ユール)が今のクリスマスの由来となったとされています。
これまでクリスマスと冬至についてご紹介してきましたが、まだまだ知られていない由来や文化が沢山ございます。クリスマスや冬至も各地で様々な過ごし方があると思います。皆さんも各地の文化をとりいれたり、いつもとは違うクリスマスや冬至を過ごしてみてはいかがでしょうか?
以上、クリスマスについてのご紹介でした!