こんにちは!
明日11月18日は「土木の日」と言われています!
なぜ11月18日が土木の日と由来されているのかご存知でしょうか?
土木の2文字を分解すると十一と十八になること、土木学会の前身である「工学会」の創立が明治12年(1879)11月18日であることから、11月18日を「土木の日」と制定しました。
今回は、土木の日にちなんで木造住宅の特徴やメリット、デメリットについてご紹介したいと思います(^▽^)/
・木造住宅の建築工法
木造住宅には、大きく分けて二種類の建築工法があります。
一つ目は、日本ではポピュラーな工法の「木造軸組工法」で柱と梁を組み合わせて建物を築く、日本の伝統的な工法です!
木造軸組工法では、壁ではなく軸組で骨組を支えるため、壁を設ける場所の選択肢が多く、設計上の制限を少なくできるというメリットがあります。
そのため、木造軸組工法で作られた木造住宅は、狭い土地や変形した土地、傾斜がある土地といった特殊な土地であったとしても比較的建てやすいという特徴があります!
また、木造軸組工法は多様な間取りに対応できたり、大きな窓も設けやすいという特徴があるため、理想どおりの家を建てやすい工法となっています。
二つ目は、アメリカから伝わってきたとされる「木造壁式工法(2×4工法)」です。
木造壁式工法は、ツーバイフォー工法(2×4工法)とも言われており、19世紀ごろにアメリカから伝わったとされる新しい工法でモノコック構造とも呼ばれています。
ツーバイフォー工法は、約2インチ×約4インチの構造材を木枠として、パネル状の床や壁、天井といった面で建物を支える工法です。
ツーバイフォー工法で家を建てる場合は、木造軸組工法と比べて間取りの自由度が低くなることがデメリットですが、ツーバイフォー工法で建てた建物は、耐火性や気密性、断熱性にも優れており、規格化されているため工期が短いことがメリットとなっています!
・木造住宅のメリット
木造住宅は長年多くの方に選ばれ続けている住宅です。
そこで木造住宅が選ばれる代表的な理由をいくつかご紹介していきたいと思います!
一つ目は、木造ならではの落ち着いた雰囲気があることです。
やはり、木という自然素材に囲まれることで落ち着いた空間になり、木の香りは疲労回復に効果があるとされリラックス効果も高いので人気があります。
二つ目は、建築費用を抑えられることです。鉄骨や鉄筋コンクリートの構造の住宅と比較すると材料費が安いため、コストを抑えられます。また、鉄骨や鉄筋コンクリートの住宅よりも下処理が簡単に済むことから購入価格も安く済むというメリットにつながっています。
三つめは気候に柔軟なことです。木材は、鉄と比べて熱が伝えにくいうえ、湿気を吸収するという特徴があるため、一年の中で寒暖差があり、高温多湿な日本の気候に合っているといえます。
・木造住宅のデメリット
木造住宅はメリットが多い反面デメリットもいくつか存在します。
デメリット①は防音性が低いことです。木造住宅は、使用する木材の性質上、音を通しやすいというデメリットがあります。ですので、木造住宅を検討している方は、吸音性の高い断熱材を壁の中に入れたり、防音性の高いサッシや窓ガラスを取り入れたりする対策が必要になります。
デメリット➁では、害虫の被害に遭いやすいことです。特にシロアリは、湿気の多い場所を好む傾向があるうえ、床下などさまざまな隙間から家に入りこんで浸食してくるという特徴があるため注意が必要です。シロアリは主食が木材のため、木材の家具にまで浸食してくることもあるため、シロアリ対策をしっかり行っておくことをおススメします。
デメリット③は、品質にばらつきがでる可能性があります。木材は管理体制によって品質が変わるほか、建築現場では職人がその場で木材を加工するケースもあるためです。
ですので、理想の住まいとかけ離れないようしっかりと住宅メーカーの担当者と話し合うことが大事となっていきます!
いかがでしたでしょうか?
これから木造住宅の購入を検討している方は、しっかり木造住宅の特徴やメリットデメリットを把握し購入することをおすすめします✨
以上木造住宅の特徴やメリット、デメリットについてのご紹介でした。