衣替え (スタッフからのお知らせ・日記)

2023年10月13日

こんにちは!✨


早いもので10月も中旬に差し掛かってきました!10月は夏から冬への衣替えの時期になるのですが皆さん、衣替えは済みましたか?


そこで、今日は衣替えについてご紹介したいと思います!


 


歴史と由来


服


衣替えはもとは平安時代に中国の習慣だったものが日本に伝わり、それが宮中行事として定着したと言われています。当時は更衣(こうい)と呼ばれ旧暦41日に冬装束から夏装束に、101日に夏装束から冬装束に着物を替えていました。更衣(こうい)という言葉は季節に衣服を替えるという意味の他に天皇の着替えを行う女官の役職名としても使われていたため紛らわしくならないよう『衣替え(ころもがえ)』という呼び方に変わったと言われています。鎌倉時代には衣服だけでなく調度品(ちょうどひん)(日常的に用いる道具類)にも衣替えが行われるようになり、江戸時代には旧暦41日と91日に加え55日、99日と4回も衣替えがあり、着るものも幕府から指定されていたそうです。明治時代になると日本人の服装も和服から洋服へと変わっていきました。政府は洋服を役人や軍人、警察官の制服に定め、夏服と冬服の衣替えの時期も制定しました。明治6年に新暦が施行されると61日から930日までを夏服、101日から翌年531日までを冬服と定め、これが衣替えとして広がり定着していきました。


 


衣替えの時期


クローゼット


衣替えのタイミングとして一般的に61日と101日とされていますが、住んでいる地域によって寒暖の差があるため、衣替えの時期が異なる場合もあります。北海道や東北など寒い地域は6月中旬、9月中旬が多く、沖縄や九州などの暖かい地域では5月初旬、11月初旬に行われることが多いです。学校や会社など公的な衣替えはこのように時期が定められている所が殆どだと思いますが、家庭での衣替えは実際に寒さや暑さを体感温度で感じたり、その時の天気や天気予報に沿って判断するのがお勧めです。近年は例年より暑く長い夏になっています。四季がずれることで衣替えも例年とはずれたタイミングになったりもします。様子を見ながら自分に合った衣替えをしましょう!


 


衣替えの目安


秋物


衣替えの目安の気温として、16度超えた辺りから春物へ、2225度を超えた辺りから夏物に、20度を下回ってきた辺りから秋物へ、15度を下回るころには冬物へ衣替えをするのが一つの目安です!必ずこの気温になったら衣替えというのではなく、あくまでも目安ですので衣替えのタイミングに悩んでいる方がいらっしゃいましたら是非参考にしてみてください!気温差が激しく衣替えが難しい時は移行期間として1週間~3週間程設け少しずつ衣替えをしてみてはいかがでしょうか?


 


寒暖差が激しくなってきたので、皆さんも風邪引かないよう健康に気を付けて過ごしてくださいね!


以上、衣替えについてのご紹介でした!✨


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