台風対策 (スタッフからのお知らせ・日記)

2023年08月18日

こんにちは!☺


今日は台風対策についてご紹介します!


 


【台風とは何か?】


雲


熱帯の海上で発生する低気圧を熱帯低気圧と呼びますが、このうち北西太平洋または南シナ海に存在し尚且つ低気圧域内の最大風速がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを『台風』と呼びます。海水が太陽の熱で暖められ水蒸気に変化し、その水蒸気が反時計回りに渦を巻きながら上昇し始め上昇気流が発生します。そこへ湿った空気が流れ込み雲はやがて積乱雲へと成長します。水蒸気が水滴や雲に変化するとき、沢山の熱を大気中に放出します。この熱が周りの空気を暖めることで上昇気流が強まり、気圧も下がります。これが繰り返し行われることで積乱雲はさらに発達し台風へと成長していきます。


【台風による雨風の影響】


雨


≪雨≫


台風が接近すると大量の雨が短時間で広い範囲に降るため河川が増水したり堤防が決壊し、洪水や浸水などの水害の危険性が非常に高まります。その他にも雨の影響で地盤が緩み山や崖が崩れたり、土石流などの土砂災害の危険性も高まります。1時間雨量が10mm20mmの場合、人への影響は地面からの跳ね返りで足元が濡れる、屋内(木造住宅)にいると会話が聞き取りにくい程の雨、50mmを超えてくると傘は全く役に立たなくなり、車の運転は危険なレベルの雨になります。


≪風≫


風が齎す影響は、一般的に平均風速が15m/s以上になると風に向かって歩けなくなり転倒する人も出たり、看板やトタン板などが外れたりする程の強さになります。2025m/sになってくると何かに捕まらないと立っていられない、外れかけた看板や不安定な看板、板などが落下したり根の張っていないような木々が倒れたりする恐れのある強さで、25m/s以上になると外に出ることが危険、35m/s以上では多くの樹木が倒れ、電柱や街灯が倒れ始める、ブロック壁が倒壊する危険性のある強さになります。


【台風への備え】


防災グッズ


・窓、雨戸などはしっかりと鍵をかけ、必要に応じて補強しましょう!


・側溝や排水溝は掃除をし、水捌けをよくしておきましょう!


・風で飛ばされそうなものは固定したり、室内にしまうなど飛ばされないように工夫しましょう!


・懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、毛布、衣類系(下着など)、絆創膏や包帯などの救急用品、現金(小銭を多めに用意しておきましょう)、身分証明書などの貴重品、飲料水(1人あたり500ml×4)、非常用保存食、乳幼児がいる場合は粉ミルクなども用意しておきましょう。他にも簡易トイレなど様々な防災グッズがあります。台風が来る前に確認し備えておきましょう!(実際に避難する際は荷物になって避難が遅れてしまうこともあるので避難所へ持っていくものは事前に準備しておきましょう)


・ハザードマップなどで自分の住んでいる地域についてしっかりと確認し、避難場所についてもしっかりと確認しておきましょう!また日頃から家族で避難場所や連絡方法などを話し合っておくことも大切です!


・テレビやラジオ、気象台のホームページから最新の情報を入手するようにしましょう。停電しても確認できるようにしっかり充電しておきましょう!


・台風が接近しているときは川や山など危険な場所には近づいてはいけません。日頃は安全と思われていてもいつどうなるかは分からないので絶対に近づかないようにしましょう。下流がどんなに晴れていて穏やかだとしても上流で激しい雨が降っていると短時間で上流からの水で下流もどんどん水位を増します。危険ですので下流がどんなに晴れていても上流で雨が降っている場合には近づかないようにしましょう!


ペットがいるおうちは、事前にペットと一緒に避難できる避難所なのかなどを確認しておき、避難する際はクレートやハウスなどにいれ避難しましょう!またウェットフードなどは腐りやすいため日頃からドライフードに慣れさせておくことも一つです。


 


7月~10月は台風が発生しやすい時期になります。対策や準備は早めに行い、身の安全を確保できるように気を付けて生活しましょう!


以上、台風対策についてのご紹介でした☺


 


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